本日、当団体と株式会社アメグミの提携を本日プレスリリースにて発表させていただきました。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000082653.html
■提携に至った背景
インドでは昨年3月末のロックダウン以後、何度も学校が閉鎖され、多くの生徒が学習機会を失っています。学校閉鎖により、授業はオンラインのみとなっており、スマートフォンやタブレットなどの電子端末を持たない子どもたちは、授業を受けることが困難な状況です。電子端末を所持しない子どもの数は1億人にも上るというデータも出ており(※1)、私たちが事業を展開するビハール州でも、多くの子どもたちが電子端末を所持していません。
電子端末では、費用対効果が高いこと、エンタメ機能が無いことが必要とされていた。後者においては、親や教育機関からは「スマホを渡しても1日中ゲームばかりしてしまうが教育を受けさせたい」という課題が実際にあった。
※1:National Council of Educational Research and Training
https://www.indiatvnews.com/education/news-ncert-survey-online-education-students-do-not-have-access-laptop-smartphones-electricity-online-classes-643500
■提携の内容
このような子どもたちへ教育の機会を提供するツールとして、株式会社アメグミ様のSUNBLAZE Phone(スマートフォン)を提供していきます。現地パートナーNGOが、スマートフォンを用いてオンライン上で授業を行う。子どもたちは、スマートフォンを使うことで自宅から授業を受けることができるようになる。アメグミ社のスマートフォンは、オンライン授業に必要な最低限のアプリケーションのみが実装されており、安価である点が特徴としてあったため、実証実験の提携を結ぶこととなった。
■代表の山本より
本日、アメグミ社との提携を発表させていただきました。昨年度コロナウイルスが流行し、学校閉鎖が余儀なくされました。当団体では、まずは人命ということで、「コロナ緊急医療支援」として支援者より合計150万円以上いただき、医療物資や食料物資の寄付を行いました。そんな中でも現地のスタッフは子供達の教育を守るために、家庭訪問での教材配布や電話での質問対応等に尽力いただきました。そのためオンラインでの授業についてもかなりの時間をかけて現地のメンバーと相談してきました。そんな中でアメグミ社の福岡さんより格安スマートフォンのご提案をいただき、この度実証実験の提携を発表させていただきました。コロナ禍でより広がった経済格差を教育から是正を目指して、アメグミ様とタッグを組んで教育を受ける機会を作り続けていく所存です。
なお、当団体のサポーターを現在募集中です。
是非こちらから詳細をご確認ください。
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